治療Q&A

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Q

Direct Composite Resin(ダイレクトコンポジットレジン)を使った修復の利点は何ですか?

A

マイクロスコープや高倍率のルーペを使う事で、より歯を削るのが少なくてすみます。

Q

セレックの治療は一日で終了できますか?

A

基本的には1日で終了できますが、虫歯の状況・歯茎・噛み合わせや神経の状態を確認し、歯科治療の優先順位をしっかりと考えた上でセレック治療を行っていくため、当日にセレック治療ができなくなる場合があります。

Q

金属を使わないセラミック(セレック治療)の特徴とは何ですか?

A

特徴としては、
・歯周組織との親和性が高い
・摩耗しにくい
・透明感
・退色しない
・歯のエナメル質に近い物性
・マージン(歯茎と歯の間の黒い境目)が目立たない
白く輝く美しい歯を、最短でたった1日で手に入れることができるという素晴らしい特徴があります。通院期間をかけずに行え、症状によっては仮止め期間をとらずに済む場合もあります。仮止めが原因でしみたり痛みが出る事を防げるため、患者様にかかる負担を減らすことに繋がります。

Q

ホワイトニングは痛みますか?

A

冷たいもので歯がしみたりするような「知覚過敏」という一時的な症状がでる場合があります。この症状は、ホームホワイトニングやオフィスホワイトニングにも現れることがあります。歯の表面に無数の細かいヒビ割れが入っていることがあるため、個人差によって知覚過敏を強く感じてしまう場合があります。知覚過敏が出やすい方は専用歯磨剤や知覚過敏抑制剤を歯に塗って使用し、日頃のオーラルケアからコントロールすることが可能です。

Q

ホワイトニング効果はいつまで持続しますか?

A

平均半年~1年は持続効果があると言われています。しかし、生活習慣、喫煙や歯磨き方法によって持続期間にはバラつきがありますので、歯の美しさ・白さを長く保ちたい方には定期的なクリーニングやメンテナンスをオススメしています。

Q

根管治療ではどのような治療を行いますか?

A

歯の神経に細菌が感染し、炎症を起こしたり歯の根っこに病巣が発見された時に行う治療です。痛みをとり、根尖性歯周炎(根の先に出来た病気)の治療を目的とし、快適な口腔内環境を維持するために行います。徹底された感染予防と除菌によって、細菌が二度と神経や歯の根っこに侵入しないように防ぎます。

Q

根管治療中は痛みますか?また、治療が終わった後に痛みが発生したりしますか?

A

ご希望により100%の完全麻酔下で歯内療法は行うことができます。そのため、手術中の痛みはほとんど感じません。歯内療法だけでなく、歯科治療では体全身に少なからず刺激を与えています。簡単な歯の治療であっても、手や下肢を怪我してしまった場合と同様に処置後も数日間痛みが出るのが一般的となりますので、痛み止めなどをうまく服用しながら痛みを抑えていきます。

Q

前歯部分だけ矯正した時のメリットを教えて下さい。

A

メリット
1.広範囲な矯正よりも安い金額で行える。
2.一般矯正に比べ、わずかな治療期間で済むことができる。
3. 前歯のみ矯正するのであまり痛まない。

デメリット
1.全体の矯正よりも噛み合わせのバランスがとりにくい場合がある。
2.前歯のエナメル質を削らないといけない場合がある。
3.妥協する点が発生する場合がある。

前歯の矯正を検討されている方は、しっかりとしたカウンセリングを受けて判断するようにしてください。

Q

部分矯正は、前歯が差し歯だとできませんか?

A

部分矯正については差し歯であっても処置ができます。しかし、歯の位置に対する十分な矯正スペースがとれない場合などは、取り付けている差し歯の変更をお願いする事があります。その際は、検査時に皆さまへお声かけいたします。

Q

どんな人でもインプラント治療は可能ですか?

A

誰でも基本的には処置できますが、インプラントは顎の骨に直に埋め込む治療になるため、顎の骨が弱かったり密度が少ない場合は骨移植を案内した上で特殊処置(GBR、リッジオーグメンテーション、サイナスリフト、ソケットリフトなど)を施し、骨の量を増やしたあとに治療を開始することがあります。ただし、骨に異常がある場合や心臓病・糖尿病などの内科的疾患の持病がある方や妊娠中の方には顎の骨の状態によって手術が厳しい場合もあります。また、歯茎の状態によっても手術ができない場合があります。一度歯科医院にご相談ください。

Q

インプラントの治療を受ける場合、治療期間ってどのくらい?

A

使用するインプラントの種類や術式、治療箇所が上顎か下顎かでも変わってきます。だいたいで3ヶ月~1年ほどの治療期間をご案内しています。

Q

保険診療と自由診療の違いについて

A

保険治療とは、国民皆保険制度によって治療費の約3割を負担する事で受けられる治療です。ですが、歯科治療における保険制度では、対応できる範囲が決まっており、対応できない治療は自由診療となります。
■保険診療の特徴
 ・保険が適応されるため治療費が安く済みます(3割負担)
 ・保険加入者は皆さん治療を受ける事ができます。
 ・「虫歯・歯周病の予防」「矯正・ホワイトニング」のような審美的な治療には適用されません。
 ・保険制度には時間に対する評価がないため、じっくりと質の高い治療を受ける事が難しくなります。
 ・使える素材に制限があり、治療の詰め物等に金属を使います。

■自由診療の特徴
 ・高品質な材料が使えます。
 ・時間をかけた精密な治療を受ける事ができます。
 ・予防にも適用できます。
 ・保険の適応ではないので治療費が高くなります。
 ・歯科医院によって治療内容や費用に差があります。

医院の治療体制(設備等)、治療実績、費用などをしっかりと調べて歯科医院を選んでください。

Q

保険適応の治療について

A

保険が適応できる治療は、歯の機能が衰えてしまい、その機能を取り戻すための治療に対してになります。そのため、【歯の病気】を治すための「必要最低限」の治療となります。このことから、悪くなってしまった歯を治療するには全て保険適応で受けることができるのです。逆に、歯の病気や病名がつけられない状態に対しては、保険を適応することができません。

Q

保険診療の限界について

A

歯科治療には、保険診療の他に自費診療と呼ばれる治療があります。この違いは、治療時に使用する素材や治療法などにあり、保険診療では機能を回復させるための治療で、自費診療は見た目や必要最低限以上の機能を取り入れる場合に適応されます。この場合、使用できる治療法や素材にはどうしても限界があり、病気ではない歯に対して、今以上に白く美しい歯を手に入れる場合は、自費診療になります。また、病気になっていない歯に対しての予防処置も自費診療にあたります。この違いをはっきり理解してから歯科医師の説明を受けることで、どの治療が自身の納得のいく治療なのかがより明確になることでしょう。

tel:0359851180